2026年7月31日金曜日

関西VORの絶望的なノイズ

 Colorgrammeで流星エコーが自動カウントされていくのを見ているのは気持ちのいいものですが、これがひとたびノイズの嵐に入ってしまうと、途端に毎日が修行のようになってしまいます。そして先月下旬からそれが現実のものとなってしまいました。


上のようなノイズを含む画像(ノイズファイル)は自動カウントできないのでマニュアルでエコーを数え、同じエコー数のHROFFT画像と置き替えてColorgrammeで再計算するのですが、これが大変な手間なのです。


HROFFTは10分で1枚のHROFFT画像を出力するので、1日では144枚、先月21日から31日までの11日間では1584枚の画像を処理しなければなりません。上のノイズファイル数を見てみると関西VORでは何と900を超えています。つまり3枚のうち2枚はマニュアルカウントしたということです。大変な労力です。

原因はエアコンからのノイズです。このところの暑さでほぼ1日中稼働しているため、ノイズが増加したと思われます。フェライトコアによる対策である程度効果が出てはいたのですが、もう一度考えてみなくてはいけません。

2026年7月30日木曜日

みずがめ座δ南流星群がピークを迎える

 みずがめ座δ南流星群(SDA)がピークとなったようです。まずはCMORです。前回に比べてSDAの中心部の色が黄色から緑に変わっています。また、同時期にピークとなるやぎ座α流星群(CAP)や南のうお座流星群(PAU)もすぐ近くで活発化しています。


続いて電波観測の状況です。本日未明には関西VORで26個/Hの時間帯がありましたが、全体的に見ると昨日(30日)が1日のカウントとしては多く、本日はすでに下降フェーズに入っているようです。


ちなみに下は現在試験的に運用しているFRO97.5MHzの様子です。こちらではピークが一昨日の29日のように見えます。なお、画像内の周波数表示は以前の96.7MHzのままになっていますが、アンテナは同じ向きの改造5エレメント八木です。103.2MHzと同様、太陽光発電によるノイズとEsにより1日を通しての観測は困難です。


まだ周波数調査が半分も終わっていないので、こちらはペルセウス座流星群まで継続してみてその後は別の周波数を調べる予定です。


2026年7月23日木曜日

みずがめ座δ南流星群が活発化

 例年7月下旬には流星エコーが増加してくるのですが、今年もその兆候が見えてきたようです。昨晩、関西VORとウラジオストクFROでは顕著な増加が見られました。


この原因は主にみずがめ座δ南流星群(SDA)です。CMORを見てみるとSDAが活発化している様子がよくわかります。


最近RMOBサイトがリニューアルされて現在の流星群の活動状況が一目で見られるようになりました。これによるとSDAは午前2時過ぎに南中し、7月30日頃がピークになることがわかります。


また、8月13日にピークを迎えるペルセウス座流星群も午前7時頃に南中し、すでに活動が始まっていることもわかります。


2026年7月17日金曜日

FM5A改造アンテナのVSWR特性

 先日改造を終えたアンテナをアンテナマストに取り付け、アンテナアナライザTE-2101でVSWR特性を調べてみました。結果は次のようでした。まず90MHz±10MHzです。


本来はアナライザをアンテナ直下に置くべきですが、今回は室内のSDRドングル側から測定したので、同軸ケーブルの定在波の影響で周期的にグラフが変動しています。それでもVSWRは概ね3以下なので受信用としては特に問題はないようです。

次は110MHz±10MHzのグラフです。


こちらもほぼ同様な結果です。周波数が決まればVSWRを落とす方法はいくつかありますが、当分は色々な周波数を調べてみる予定なのでとりあえず良しとします。なお、今回70MHz以下や120MHz以上ではVSWRが急激に悪化することも確認できました。

2026年7月14日火曜日

マスプロ FM5Aアンテナの改造

 先月から1か月ほどかけて87.5MHz~97MHzまで韓国方面を受信してきたのですが、流星電波観測に使えそうな周波数は見つかりませんでした。これより上の周波数についてはFM5Aの特性が95MHzまでとなっているので意を決して改造することにしました。

アンテナを屋根から下して各部の採寸を行い、MMANAでオリジナル状態でのシミュレーションを行ったところ、ほぼメーカーのカタログ通りの特性だったのにはびっくりしました。試しにエレメント長だけを80%に短縮した状態でシミュレーションを行ったところ90MHz~120MHzで比較的良い特性が得られました。これだとVOR用にも使用でき、改造も簡単なので好都合です。

作業はリフレクタとディレクタはエレメントが分割式なので内側をパイプカッターで切断するだけです。問題はラジエータで、これも内側を切り詰めれば済むと思っていたら接着してあるようで抜けません。やむなく外側のU字部分を既定の長さで切断し、テープを巻いて太さを合わせたところに他のエレメントの余りを切断してかぶせてビスで固定しました。



夕方の涼しくなった時間を使って数日がかりで制作しましたが、今日も猛暑でアンテナの取り付けは日没後になりそうです。いい結果が出てくれるといいのですが・・・

103.2MHzのEsを音声受信

 7月13日の午前8時頃から10時頃にかけて強力なEsが発生しました。


こうした機会があるたびにCWモードからFMモードに切り替えて、音声をスピーカーで聞いてきたのですが、聞こえてくるのは中国語のアナウンスばかりでした。現在103.2MHzでは午前1時から7時まで放送が無変調状態となり、それを流星電波観測に利用しているのですが、これがウラジオストクのラジオシャンソンらしいことはわかっていたものの、確証がありませんでした。

今回は約6分間聴取した中で前半は間違いなくロシア語の放送で、次第に中国語の放送が混じり、最終的に中国語のみとなりました。これだけでラジオシャンソンだったとは言い切れませんが、ほぼ間違いないように思えます。

あとはラジオシャンソンが深夜から早朝にかけて無変調となることが明示されたWebページがあればいいのですがこれがなかなか見つかりません・・・

107PHQのイメージサークル