下は昨年と今年の青森VORのRMOBグラフですが、昨年では4月の下旬から5月の下旬にかけて流星活動が活発になっている(赤くなっている)のがお分かりになると思います。これがみずがめ座η流星群の活動によるものです。
今年も少しその兆候が見えてきました。まずVOR青森と関西です。
下は昨年と今年の青森VORのRMOBグラフですが、昨年では4月の下旬から5月の下旬にかけて流星活動が活発になっている(赤くなっている)のがお分かりになると思います。これがみずがめ座η流星群の活動によるものです。
1月のしぶんぎ座流星群以来静かな空が3か月以上続いていましたが、本日未明4月こと座流星群(LYR)の活動を確認することができました。もともと規模の大きい流星群ではなく、昨晩の天気は曇りでしたので電波観測なればこそです。
まずVORですが青森、関西ともに昨夜になってエコー数が増加しはじめ、青森では今朝5時台、関西で深夜12時台と1時台がピークになりました。
前からやろうと思って先延ばしにしたまま2~3年経ってしまった主鏡マスクをついに作りました。ε-160の星像は素晴らしいのですが、斜鏡スパイダーよる光条以外に主鏡押さえ金具によるイガグリ状の光条が出てしまうのが前から少し気になっていたのです。
作るにあたってどのようにマスクを固定するか色々考えていたのですが、ドーナツ状のマスクに穴を空け主鏡押さえ金具と共締めにすることにしました。また材料はとりあえず工作のしやすいボール紙としました。
寸法を測ってみると主鏡の直径は163mmで、主鏡押さえ金具は2mmほど中に出っ張っていることがわかりました。そこで、ダイソーの黒ボール紙をサークルカッターで内径158mm、外形180mmのドーナツ形に切り出しました。合わせてみるとギリギリ押さえ金具をカバーできているようです。その後押さえ金具の取り付けネジに合わせて6個の穴をパンチで空けるのですが、つけた印が良く見えずどうしたものかと思案したときに、パンチの裏のふたを外せばパンチ穴から目印を見ながら穴を空けるあけられることに気づき、われながら素晴らしいと思いました。
出来上がったものが下です。
計算してみるとε-160の本来のF値は530÷163=3.25、改造後は530÷158=3.35でさほど影響はなさそうです。あとは実際に写真を撮ってみてこの効果がでているといいのですが、このところ夜の天気はダメダメで、パンスターズ彗星もついに撮れずじまいでした。おまけに月も明るくなってくる・・・いつになることやら。
4月4日23時(JST)に太陽をかすめるような軌道で接近し、再び帰ってこられるか注目されていたMAPS彗星(C/2026 A1)ですが、残念ながら崩壊してしまったようです。まずはSOHOのC3画像をご覧ください。画像の取得期間は4/2 20:18~4/6 08:06 UTです。中央の白い円が太陽の大きさを表しています。彗星は左下から視野に入り右上に出てくるはずでしたが、出てきたときにはすでに核が崩壊してダストだけになっているのがわかります。
続いて最接近時の様子を視野が狭いC2画像でご覧ください。こちらも中心の白い円が太陽を表しています。こちらの画像の取得期間は4/4 09:24~4/5 23:12 UTです。
太陽表面に16万2千キロ(月までの距離の半分以下)まで近づき、こうした結果になる可能性が高いことはわかっていたのですが、直径が地球の109倍もある太陽に抗い、崩壊後に見せたダストの尾はとても印象深いものでした。私が撮影した最後のMAPS彗星の姿を再び載せておきたいと思います。