2026年8月21日金曜日

観測用PCのHROFFTハングアップ対策

まずやったことはwindows updateがきっかけでHROFFTが不安定になったので、更新の履歴から直近の更新である8/14のセキュリティバッチ2個をアンインストールしてみました。 ただこれで再起動してみたのですがHROFFTは少しは稼働するものの、1時間もしないうちにまた停止してしまいます。



どうしたものかとGoogle  AIに聞いてみると、なんと紹介されたのは自分のHPでした。そこには互換モードでWindows XP SP3にするとよいと書かれていたのです。自分で書いていてすっかり忘れていました。考えてみるとWIN10のWindows updateが終了してからHROFFTはとても安定し、互換モードを使わなくても全く問題なくなっていたのでした。さっそく設定してみました。


効果はてきめんで今日で5日ほど連続稼働しています。おそらくWin11でもupdateが終了すればWin10と同じように安定するのかもしれません。

2026年8月14日金曜日

観測用PCはなぜ止まる!?

 「3大流星群でPCが止まる」は流星電波観測あるあるですが・・・

ペルセウス座流星群も13日の未明をピークに収束しつつあった昨日、まさかのこんな時に観測用PCがハングアップしてしまいました。それも2台です。



最初にトラブったのはウラジオストク用PCで、気づいたときにはHROFFTが停止しており、肝心の14日未明のデータが全く取れていませんでした。このPCはwin11なのですが、どういうわけかwindows updateの時期になると極端に反応が鈍くなるのです。数日前にも自動ダウンロードソフトの設定ファイルがすべて消えてしまうという事件があったばかりでした。ただこれまでHROFFTが止まってしまうようなことはなかったのですが、今回は再起動してもまた止まってしまう状態が続いています。

もう1台の青森用PCは14日の夕方にHROFFTが止まっていました。このPCはWin7をWin10にアップグレードしたもので、Win10のupdateがなくなってからは安定して動作していました。ただ調子が良かったので半年近く連続稼働させていたのでPCが限界に達したようです。考えてみればこのPCは2020年の8月から使用しているので、すでに丸6年休みなしで働いていることになります。つまり24×365×6=52560時間!!! 普通に動いていることが不思議なくらいです。



これまでの経験から言えるのは、Windows updateのたびにPCが不安定になりHROFFTが止まったりしやすいので流星観測用には最新の機種よりもアップデートの終了したWin10マシンなどを使い、月に1回くらい再起動してやるのが安定利用のコツかと思われます。それにしてもウラジオストク用PCを何とかしなくては・・・


2026年8月12日水曜日

今日はペルセウス座流星群の極大日

 本日はペルセウス座流星の極大日でピークは午前11時頃と予想されています。光学観測では生憎の天気となってしまいましたが、電波観測では条件は良いようです。今朝の集計は「ロングエコー割れ」やノイズの処理でカウントの修正に1時間以上かかかってしまいました。結果は下の通りです。


青森VORのエコー増加はさほどではありませんでしたが、関西VOR及びウラジオストクFROでは前日の2倍ほどにエコーが増加していました。また、ペルセウス座流星群の特性として、今回も多くのロングエコーが観測されました。下のHROFFT画像は順に青森VOR、関西VOR、ウラジオストクFROです。




まだあと一晩くらいは楽しめるかもしれませんが、これが終わると台風が去った後のように静かな空になります。

2026年8月11日火曜日

107PHQ用のRFマウントアダプタで試写

 6月に特注のRFマウントアダプタが届いていたのですが、ここまで2か月間晴れない夜が続いていました。ところが台風15号が茨城方面に上陸して西に進むというイレギュラーな天気のせいか、昨晩は久しぶりに星が見えていました。というわけでさっそく駐車場の定位置に機材をセットし試写をしてみました。



対象を何にしようかと悩んだのですが、電線の隙間からある程度の時間追える天体ということで、ちょっとマイナーですがうしかい座のNGC5676にしました。ノーマルの107PHQは749mm F7 ISO1600 2分×15、レデューサは 524mm F4.9 ISO800 2分×20です。実はノーマルも20枚撮ったのですが後半から途中で雲にやられてしまいました。

次いで懸案のフラット画像をEL板を筒先にセットして取得してみました。ノーマル、レデューサともに四隅のケラレは全くなくなりました。本当に素晴らしいです。下の画像は上から順にノーマル、レデューサのフラット画像です。



もう一つ心配だった星像ですが、これも問題はありませんでした。今回はシーイングがとてもよかったこともあってか、これまでで最もシャープな画像が撮れたと思います。ただ、ダーク・フラット補正だけではバックグラウンドの周辺部にやや赤味が残ってしまう(まだ、完璧にフラットが合っていない)ので、RGB周辺減光補正でほぼ満足な状態にすることができました。

まず処理した画像の中心部ですが、左がノーマル、右がレデューサで、ピクセル等倍表示になっています。レデューサではEOS Rだとアンダーサンプリングに感じるほどです。


次いで右上隅の等倍表示です。レデューサの場合四隅ではどうしても星像が歪んでしまいますが、等倍表示程度ならばあまり気にはなりません。


ちょうど新月期ですし確認のできた機材で撮影に出かけたいところですが、この先また天気がよくなさそうです。ペルセウス座流星群もあるのでちょっとでも晴れてくれるといいのですが・・・






2026年8月9日日曜日

97.5MHzのFROは断念

 先月下旬から97.5MHzを試験的に受信してきました。この周波数は多い時間帯では100個/Hを超えるエコーがあり、FROとして使える可能性がありそうだと期待していたのですが、この3日間そのエコーがストンと落ち込んでしまいました。


原因は電波が止まったということではなく、キャリアに近い放送内容だったものが深夜から早朝にかけて連続した音楽放送のような形にプログラムが変わったからと考えています。
なお、8月2日の16時台から19時台はデータをカットしてありますが、実はこの時間200個/Hという異常なエコーがあったのです。この時のエコーを詳しく見るとわずかに周波数に差がある4局が一斉にキャリアとなったことがわかります。この日は第一月曜日の未明にあたり、韓国では多くの局が試験電波を発射するスケジュールになっているようです。

ともあれ残念ながら97.5MHzについては見切りをつけ、これからまた残りの周波数を調べていきたいと思います。どうなることやら・・・

107PHQのイメージサークル